室井会津若松市長に公用車私的利用疑惑
東山温泉でコンサル業者と頻繁に密会!?
会津若松市の室井照平市長(62)に公用車の私的利用疑惑が浮上している。過去5年間で同じ場所に164回も公用車を使って行きながら、運転日誌には詳細な行き先が記載されていないのだ。室井市長が公用車で行った先は温泉旅館で、そこは個人的に親しいとされるコンサルタント会社所長が定宿として使っていたことでも知られる。コンサル会社は同市から多額の仕事を請け負っており、発注者と受注者のトップ同士が頻繁に"密会"すれば、疑われるのは当然だ。
主要4町で最も好条件!?
富岡町「帰還困難再生」の課題
原発事故に伴う避難指示区域は、昨春までに帰還困難区域を除きほとんどが解除され、残りは主に帰還困難区域となった。同区域については、各地で復興再生計画の策定が進められており、早いところでは、除染や家屋解体がスタートしている。一方、富岡町では1月21日、復興再生計画策定を前に住民説明会を開催した。同説明会では、住民からどんな意見が出たのか。
福島の赤ちゃんが危ない
原発事故直後の妊娠、低出生体重児が増加
(脳神経科学者 伊藤浩志)
原発事故から7年。中通りや会津には、事故前の平穏な日常が戻ったかのような印象を受ける。浜通りも、多くの強制避難区域の避難指示が解除され、課題山積とはいえ、住民が戻りつつある。しかし、福島県民にとって気がかりなデータがある。原発事故直後に妊娠した女性から生まれた赤ちゃんに、低出生体重児(体重2500㌘未満)が多いことが明らかになったのだ。低出生体重児は将来、糖尿病や心臓病、脳梗塞になりやすいことが分かっている。対策を怠れば、今後、福島県でこれらの病気が増加する恐れがある。いま、何が起きているのか。4回にわたって検証する。(脳神経科学者・伊藤浩志)
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