クラスター発生の余波 郡山・ホストクラブ 風評に襲われる周辺店舗
会津医療センター 懸念される観光業への連鎖
新型コロナウイルス感染症の第2波は全国的にピークアウトしたと言われているが、福島県においては郡山市や会津若松市などで次々とクラスター(感染者集団)が発生し、感染者が増え続けている。9月17日には県内で初となる死者も出ており、油断できない状況が続く。
逢瀬川流域・夏井川流域・石川町飲食店 台風被災地のいま
治水事業で行政と住民に溝、事業者はコロナで二重苦
県内各地に深刻な被害をもたらした令和元年東日本台風から1年が経過する。被災した住民たちは地域の復興に努めながら、災害を防ぐ対策を求めている。県内の被害が大きかった被災地のうち、郡山市、いわき市、石川町の被災者の声をリポートする。
中身がない原賠審の被災地視察
伊澤双葉町長が指摘する中間指針の現実乖離
文部科学省の原子力損害賠償紛争審査会(原賠審)は9月2日、県内の原発被災地を視察した。視察先は南相馬市、大熊町、双葉町で、これら市町内の復興状況などを確認した後、3市町の首長・議長などと意見交換を行ったのだが、その席ではどんなことが議題になったのか。原発被災地で唯一、町民の帰還が行われていない双葉町の伊澤史朗町長に、原賠審との意見交換の模様について話を聞いた。
裏金作りが横行する除染・解体現場
原発被災地の除染や建物解体で裏金が作られ、ゼネコン幹部に還流している——そんな特集記事が朝日新聞に掲載され、話題を呼んだ。本誌も以前、末端の下請け業者がゼネコン幹部に提供するための〝上納金〟を支払わされた事例を報じたが、下請け業者は今もさまざまな理不尽を強いられているという。
消防法違反で警告
郡山ネットカフェ
郡山市内で営業するネットカフェが消防法に違反しているとして、郡山地方消防組合消防本部が警告書を発出していたことが分かった。人命を第一に考えれば早急な改善が求められるが、防火設備を蔑ろにしたまま長年営業を続けてきたこと自体、経営者として安全・安心の意識が欠落していると言えないか。
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