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政経東北速報解説版 毎月2回(1・15日)発行
月刊政経東北
政経東北速報解説版
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政経東北 September 2021(令和3年 9月号)CONTENTS
政経東北9月号
自粛・補償と全面検査に尽きるコロナ対策
著しく実効性を欠く国の対応
衆院選立候補予定者に「廃炉法」を問う
回答から見えた各党の姿勢
自主避難者追い出し訴訟冷酷な県の態度
ジャーナリスト・牧内昇平
県内クラスターに見るコロナ感染「傾向と対策」
襲来目前!?の"爆発的"家庭内感染
処理水海洋放出県内議会の動向
反対意見書提出は17議会
津島原発訴訟原状回復を棄却した判決の全容
控訴審、裁判外で闘い継続
帰還困難復興拠点外を2029年までに解除!?
与党「復興加速化10次提言」の中身
東北最低クラスの本県大学進学力
高校進路指導教員に聞く現状と課題
会津若松シネコン事業者「フェドラ」とは何者か
中心市街地に10億円複合施設構想
巻頭言
グラビア
新潟・福島豪雨から10年
首長訪問
高橋宣博・桑折町長
薄友喜・西会津町長
今月のわだい
本宮市議会議長選「無効票8票」の背景
浪江・水上太陽光発電計画に住民が拒否反応
特別インタビュー
菅野孝志・JA福島五連会長
長谷川浩一・県建設業協会長
企画特集
福島商工会議所 コロナ支援の取り組み
この人に聞く
新城猪之吉・会津若松観光ビューロー理事長
市長インタビュー
三保恵一・二本松市長
鈴木和夫・白河市長
町村長に聞く
押山利一・大玉村長

玉川村キッチンカー事業に疑問の声
コロナ禍で変容する婚活現場part2
世界一周チャリダー第二の挑戦
泉崎村長選立候補予定者に聞く
熟年離婚 男の言い分・その37(橋本比呂)
連載
のたり日乗(近藤憲明)
ふくしま歴史再発見(岡田峰幸)
東邦見聞録
フクイチ事故は継続中(春橋哲史)
中央から見たフクシマ(横田一)
廃炉の流儀(尾松亮)
なかなかのイナカ(桜沢鈴)
選挙古今東西(畠山理仁)
ふくしまに生きる
編集後記

実効性を欠く国のコロナ戦略
 自粛・補償・PCR検査を徹底せよ

 新型コロナウイルスが猛威を振るっている。最近はデルタやラムダなどの変異株も確認されており、さらなる脅威を増している。そんな中、対策の基本は、人と人との接触を最大限避けること、それに伴う経済的損失を補填すること、さらには「無症状感染者」からの感染拡大を防ぐため、大規模・広範囲なPCR検査を実施することに尽きるが、国の対応は十分なものではない。

コロナ感染「傾向と対策」
 県内127クラスターが示す教訓

 新型コロナウイルスは感染力の強いインド由来の変異株「デルタ株」が猛威を振るい、第5波の真っ只中にある。政府は13都府県に緊急事態宣言、福島県を含む16道県にまん延防止等重点措置を発令(8月20日現在。期間は9月12日まで)。とりわけ福島県では、いわき市でクラスターが多発する深刻な事態となっているが、多くの県民が感染対策に気を付けて生活する中、あらためて注意しなければならないことは何か。本誌は、県内で発生した100を超えるクラスターを分析し、コロナ感染の傾向と対策に迫った。

衆院選立候補予定者に「廃炉法」を問う
 アンケートで見えた本音と各党のスタンス

 10年前に過酷事故を起こした東京電力福島第一原発(イチエフ)では、今も懸命の作業が続いている。作業の目的は、言うまでもなく廃炉だ。東電は中長期ロードマップを策定、廃炉終了目標を「40年後」としており、政府もその方針を認めている。しかし、そうした状況下で進む廃炉作業には法的根拠がない。法律がないとさまざまな問題が起きる可能性があることは、尾松亮氏(廃炉リサーチャー)が本誌コラム「廃炉の流儀」で指摘している。そこで本誌は尾松氏と共同で、総選挙を間近に控える今、県内五つの選挙区から立候補を予定する12氏に「廃炉法」などに関するアンケートを行った。国政を目指す人たちは、法律がない中で進む廃炉をどのように考えているのか。

処理水放出 県内17議会が反対決議
 今すべきは合意形成と技術開発

 国は4月13日、東京電力福島第一原子力発電所から排出される放射性物質を含む「処理済み汚染水」について、海洋放出の方針を決めた。これを受け、県内の市町村議会では、国に対して反対・白紙撤回・見直しなどを求める意見書を提出する動きが広がっている。

「人権侵害」自主避難者追い出し
 内堀知事は訴訟を取り下げよ(ジャーナリスト・牧内昇平)

 おかしな裁判が続いている。原発事故で「自主避難」し、東京都内の国家公務員宿舎に住む避難者に対して、福島県が宿舎の明け渡しを求める裁判を起こしているのだ。たとえ事情があるにせよ、行政が避難者を訴えるのは「あべこべ」であり、コロナ下で住まいを追い出すのは「弱い者いじめ」ではないか。県には提訴の取り下げを求めたい。