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  • 【JAグループリポート2023】福島県農業経営・就農支援センター【相談件数298件】

    【JAグループリポート2023】福島県農業経営・就農支援センター【相談件数298件】

     「福島県農業経営・就農支援センター」(福島市)は4月3日に県自治会館で開所式を実施してから、4カ月経過した。同センターは、農業経営基盤強化促進法の改正で各都道府県に設置されることになったが、県および県農業会議・県農業振興公社に加えJAグループが参加し、17名が常駐するワンストップ・ワンフロアの支援体制は全国でも福島県が初めてとなる。 従来の窓口は団体ごとに異なり、手続きが煩雑になるなど相談者の負担となっていた。各団体が1カ所に集まることで団体の連携を密にし、実効性ある支援策を講じることができるようになった。  相談件数は4月に開所して以来、6月末時点で、地域段階のサテライト窓口も含めて298件(就農相談186件、経営相談103件、企業参入相談9件)となった。この相談件数は昨年同時期と比較すると約2倍になっており、新規就農希望者やこれからの経営改善を計画する農業経営者から大きな期待が寄せられ、順調なスタートとなっている。 今後、年間1200件の相談件数を目指したPRや掘り起こし活動を積極的に行うとともに、就農相談を通じて、県農林水産業振興計画に掲げる2030(令和12)年度までに年間340名以上とする新規就農者の確保を目指す。 また今後の課題として、相談者の就農実現に向けた研修受け入れ機関(農家や公的機関)の紹介をはじめ国等の支援事業の対応や農地のあっせん等を含めた伴走支援を進める必要がある。 開所式の様子  経営相談については300件を超える重点支援対象者を設定しており、既存の経営者から寄せられた法人化や経営継承等の課題解決に向けた対応に加え、就農後5年以内の認定新規就農者に対する就農定着と経営発展に向け、センターおよびサテライト窓口職員による訪問活動や専門家派遣などに取り組んでいく。 JA福島グループでは、相談件数の増加が就農者の増加と定着、さらには農業経営者の経営課題解決という成果に着実につながっていくよう、関係機関の連携を一層強めて取り組んでいく考えだ。 JA福島中央会が運営するJAグループ福島のホームページ あわせて読みたい 【JAグループリポート2023】創立70周年記念大会で誓い新たに【JA福島女性部協議会】

  • 【JAグループリポート2023】創立70周年記念大会で誓い新たに【JA福島女性部協議会】

    【JAグループリポート2023】創立70周年記念大会で誓い新たに【JA福島女性部協議会】

     JA福島女性部協議会は昨年11月11日、福島市のパルセいいざかで創立70周年記念大会を開催した。JA女性部員ら約1000人が参加し、活動をさらに広げていくことを誓い合った。 創立70周年記念大会の様子  大会では10年間の功労者・優良JA女性部の表彰や各JA女性部の情勢報告、フリーアナウンサーの鏡田辰也さんの記念講演などが行われた。  児山京子副会長が開会を告げた後、菅野まゆみ監事の発声で、参加者全員がJA女性組織綱領を唱和した。  千枝浩美会長が「女性部を次世代につなげていくために、部員を増やし、女性組織の輪をさらに広げていきたい」とあいさつした。 千枝浩美JA福島女性部協議会会長  個人表彰では「特別功労者表彰」「功労者表彰」「特別賞」「優秀賞」の13人に千枝会長が表彰状と記念品を手渡した。 組織表彰では「JA女性組織仲間づくり旅行企画表彰」「あなたに届けるJA健康寿命100歳弁当コンテスト」の5組織が表彰を受けた。  表彰後、「特別功労者表彰」を受賞した大川原けい子さんが受賞者を代表して謝辞を述べた。  続いて、井出孝利副知事、管野啓二JA福島五連会長、折笠明憲JA福島県青年連盟委員長が祝辞を述べた。  情勢報告では、鈴木ハル江副会長が「JA福島女性部協議会のあゆみ」を発表した後、各JAの女性部長が動画と写真で、これまでの活動を報告した。さらに「東日本大震災からの復興」として、県内JA女性部の取り組みを報告した。  その後、鏡田さんが記念講演した。鏡田さんは「笑う門には福来る」と題して、アナウンサーになる前から現在までのさまざまな出来事についてユーモアを交えながら講演。会場は部員らの笑い声に包まれた。  最後に、中根まり子監事が読み上げた6つの項目の「申し合わせ」を採択した。  同協議会は、これまでJAや地域の人々と連携し、人々の命を育む食と農への理解を広げ、誰もが安心して暮らせる豊かな地域社会の実現に向けて活動してきた。  この大会を通してこれまでの歩みを振り返るとともに、女性部活動に誇りと自信を持つことを共有し、今後も人々の心豊かな暮らしを守っていく考えだ。 JA福島中央会が運営するJAグループ福島のホームページ あわせて読みたい 【JA福島五連】管野啓二会長インタビュー

  • 【JAグループリポート2023】福島県農業経営・就農支援センター【相談件数298件】

     「福島県農業経営・就農支援センター」(福島市)は4月3日に県自治会館で開所式を実施してから、4カ月経過した。同センターは、農業経営基盤強化促進法の改正で各都道府県に設置されることになったが、県および県農業会議・県農業振興公社に加えJAグループが参加し、17名が常駐するワンストップ・ワンフロアの支援体制は全国でも福島県が初めてとなる。 従来の窓口は団体ごとに異なり、手続きが煩雑になるなど相談者の負担となっていた。各団体が1カ所に集まることで団体の連携を密にし、実効性ある支援策を講じることができるようになった。  相談件数は4月に開所して以来、6月末時点で、地域段階のサテライト窓口も含めて298件(就農相談186件、経営相談103件、企業参入相談9件)となった。この相談件数は昨年同時期と比較すると約2倍になっており、新規就農希望者やこれからの経営改善を計画する農業経営者から大きな期待が寄せられ、順調なスタートとなっている。 今後、年間1200件の相談件数を目指したPRや掘り起こし活動を積極的に行うとともに、就農相談を通じて、県農林水産業振興計画に掲げる2030(令和12)年度までに年間340名以上とする新規就農者の確保を目指す。 また今後の課題として、相談者の就農実現に向けた研修受け入れ機関(農家や公的機関)の紹介をはじめ国等の支援事業の対応や農地のあっせん等を含めた伴走支援を進める必要がある。 開所式の様子  経営相談については300件を超える重点支援対象者を設定しており、既存の経営者から寄せられた法人化や経営継承等の課題解決に向けた対応に加え、就農後5年以内の認定新規就農者に対する就農定着と経営発展に向け、センターおよびサテライト窓口職員による訪問活動や専門家派遣などに取り組んでいく。 JA福島グループでは、相談件数の増加が就農者の増加と定着、さらには農業経営者の経営課題解決という成果に着実につながっていくよう、関係機関の連携を一層強めて取り組んでいく考えだ。 JA福島中央会が運営するJAグループ福島のホームページ あわせて読みたい 【JAグループリポート2023】創立70周年記念大会で誓い新たに【JA福島女性部協議会】

  • 【JAグループリポート2023】創立70周年記念大会で誓い新たに【JA福島女性部協議会】

     JA福島女性部協議会は昨年11月11日、福島市のパルセいいざかで創立70周年記念大会を開催した。JA女性部員ら約1000人が参加し、活動をさらに広げていくことを誓い合った。 創立70周年記念大会の様子  大会では10年間の功労者・優良JA女性部の表彰や各JA女性部の情勢報告、フリーアナウンサーの鏡田辰也さんの記念講演などが行われた。  児山京子副会長が開会を告げた後、菅野まゆみ監事の発声で、参加者全員がJA女性組織綱領を唱和した。  千枝浩美会長が「女性部を次世代につなげていくために、部員を増やし、女性組織の輪をさらに広げていきたい」とあいさつした。 千枝浩美JA福島女性部協議会会長  個人表彰では「特別功労者表彰」「功労者表彰」「特別賞」「優秀賞」の13人に千枝会長が表彰状と記念品を手渡した。 組織表彰では「JA女性組織仲間づくり旅行企画表彰」「あなたに届けるJA健康寿命100歳弁当コンテスト」の5組織が表彰を受けた。  表彰後、「特別功労者表彰」を受賞した大川原けい子さんが受賞者を代表して謝辞を述べた。  続いて、井出孝利副知事、管野啓二JA福島五連会長、折笠明憲JA福島県青年連盟委員長が祝辞を述べた。  情勢報告では、鈴木ハル江副会長が「JA福島女性部協議会のあゆみ」を発表した後、各JAの女性部長が動画と写真で、これまでの活動を報告した。さらに「東日本大震災からの復興」として、県内JA女性部の取り組みを報告した。  その後、鏡田さんが記念講演した。鏡田さんは「笑う門には福来る」と題して、アナウンサーになる前から現在までのさまざまな出来事についてユーモアを交えながら講演。会場は部員らの笑い声に包まれた。  最後に、中根まり子監事が読み上げた6つの項目の「申し合わせ」を採択した。  同協議会は、これまでJAや地域の人々と連携し、人々の命を育む食と農への理解を広げ、誰もが安心して暮らせる豊かな地域社会の実現に向けて活動してきた。  この大会を通してこれまでの歩みを振り返るとともに、女性部活動に誇りと自信を持つことを共有し、今後も人々の心豊かな暮らしを守っていく考えだ。 JA福島中央会が運営するJAグループ福島のホームページ あわせて読みたい 【JA福島五連】管野啓二会長インタビュー