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【春橋哲史】【フクイチ核災害は継続中】この連載をはじめから読む
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【政経東北 目次】犯罪集団に狙われる高齢者の財産/「ギャンブル王国ふくしま」の収支決算/【会津若松】東山・芦ノ牧温泉を悩ます廃墟ホテル/郡山在住起業家・三宅國秀氏のいま/映画「NO選挙,NO LIFE」公開記念インタビュー/大学駅伝で福島出身者が活躍する理由/サミット取材なぜ中学生はダメ? アマゾンで購入する BASEで購入する 犯罪集団に
(2022年10月号) 福島県立医科大学(福島市)で大手調剤薬局グループI&H(兵庫県芦屋市)による「敷地内薬局」の設置が進められている。「医薬分業」の観点から禁じられてきたが、6年前の規制緩和を受け、その動きは全国に広がる。医大は土地の貸付料を得ながら、薬局に付随するカフェテラスを呼び込める一方、薬局は県下最大数の処方箋が見込める。設置の公募には地元薬局を含め6社が応募し、上位3社が接
「中通りのある米卸売店が偽装表示を行っている」という匿名情報が電話で編集部に寄せられた。 情報提供者は県内の米穀卸売業界で働く人物。「同店店員から内情を聞かされているが、大型店に出荷した新米はすべて2、3年前の古米だ」と明かした。 この人物が同店に出入りしていた時期には、県内外で人気が高い「新潟県魚沼市産」、「大玉村産」と産地偽装し、産地名が書かれた袋に詰め替えて販売していた姿も見たという。そう
震災・原発事故から丸12年。原発被災地の避難指示が解除された区域はどう変化しているのか。特定復興再生拠点区域を中心にめぐった。 今年春の避難指示解除に向けて除染・インフラ復旧が行われている富岡町夜の森地区では、立ち入り規制が緩和され、ゲートが撤去されていた。大熊町のJR大野駅前の商店街は建物がすべて解体され、更地になっていた。双葉町の双葉駅西側には公営住宅が整備されていた。 ハード面の整備が加
やまもと・いくお 1958年8月生まれ。原町高、東京農業大卒。町議を連続5期務め、副議長などを歴任。2021年7月の富岡町長選で初当選を果たした。 帰還と移住促進や賑わいづくりに取り組んでいく ――今年4月に「特定復興再生拠点区域」が避難指示解除となりました。 「11月現在で64世帯94人の方が居住しています。震災以前の夜の森地区は多くの方が住んでいた地域でした
本誌昨年10月号で郡山市の「ふくしま逢瀬ワイナリー」が閉鎖の危機に立たされていることを報じた。 逢瀬ワイナリーは震災からの復興を目的として、市が所有する逢瀬地区の土地に公益財団法人三菱商事復興支援財団(以下、三菱復興財団と略)が2015年10月に建設。同ワイナリーを拠点に、地元農家(現在13軒)にワイン用ブドウを栽培してもらい、地元産ワインをつくって農業、観光、物産などの地域産業を活性