おおほり・たけし 1951年生まれ。東北学院大学卒。陸上自衛隊勤務後、新地町職員となり、総務課長などを歴任。2018年の町長選で初当選。現在2期目。
――今春、鹿狼山の麓に地域おこし協力隊員によってキャンプ場がオープンしました。
「この隊員は6月に任期満了を控えていましたが、4月にキャンプ場オープンにこぎつけていただいたのは非常によかったと思います。週末はほぼ埋まっている状況で、本人も積極的にSNSで発信し、フォロワー数も着実に増えてきています。持続のためにもエリア拡大が必要ですが、地元住民の協力を得ながら、野菜の収穫体験などを通して、継続できるように頑張ってほしいと思っています」
――DX推進が全国的に重要な課題となっています。
「令和5年度に新地町DX推進ビジョンを策定して取り組んでいます。基本理念は『デジタルで、みんな便利に、誰も取り残さないデジタル改革』です。基本方針は住民サービスの向上、社会基盤の整備、行政運営の変革という3つの柱を掲げています。
具体的な取り組みとしては、情報のセキュリティ確保が非常に重要であるため、本年度はeラーニングで情報セキュリティ研修を行い、職員の情報セキュリティレベルの底上げを図る考えです。また、町民のマイナンバーカード取得率が8割程度まで進んでいるので、窓口業務に活用できるものは活用していきたいと考えています」
――今年度より第3期新地町子ども・子育て支援事業計画が開始となりました。
「第3期計画の理念は『安心して子どもを産み育むことができ、地域みんなで子育てを応援する、子どもたちの笑顔があふれるまち』の実現です。事業概要としては、教育・保育サービスの安定的な確保として、町内3つの保育所で運営や一時保育などを実施しています。また、放課後児童クラブは、児童の約47%が利用しています。さらに、子育て世代包括支援センターを活用し、妊娠期から切れ目のない相談支援体制を構築しています。保健師による家庭訪問も行っており、支援体制は整ってきています。今後は、令和8年度から始まるこども誰でも通園制度への対応に向けて充実させていきたいと考えています」
――その他重点事業について。
「令和7年度の重点事業として、町民の安心・安全に寄与する部分に取り組んでいます。高齢者見守り事業継続に加え、浸水防御のための排水機場の修繕・改修、小学校の通学路を含めた歩道整備、駒ヶ嶺地区などで内水氾濫を防止するための雨水対策などが主な事業です。また、今後の大きな問題としては、旧新地高校跡地の活用がありますが、民間活力の中で事業を起こすことなども視野に入れながら取り組んでいきます」
























