くりた・とよき 金山町出身。東北大学大学院情報科学研究科修了。1994年に福島県入庁。高速道路室長、相双建設事務所長などを経て、4月から現職
――いわき建設事務所長に就任しました。
「4月に相双建設事務所より着任しました。いわき建設事務所での勤務は四半世紀ぶり2度目です。浜通りには地縁血縁の無かった身でありますが、引き続き浜通りの復興に携わることに不思議な縁を感じています。
さて、いわき建設事務所では、8月7日に開通した小名浜道路や、夏井川・好間川、新川・宮川の治水対策など、社会情勢の変化に的確に対応した社会基盤づくりと、住民生活の安全に直結する道路、河川、公園、県営住宅等の適切な維持管理に、いわき市と連携し事務所職員一丸となって取り組んでいきます。
また、『(い)一歩ずつ (わ)私の力が (き)希望を拓く』の組織理念のもと、職員相互が尊重し合い積極的な労働意欲が保てるよう働きやすい職場風土づくりに取り組みます」
――8月7日、小名浜道路が開通の運びとなりました。事業概要並びに開通後の利用状況と効果についてうかがいます。
「『ふくしま復興再生道路』である小名浜道路については、福島県の復興を支える道路としてこれまで重点的に整備してまいりましたが、本年8月7日に多くのご支援、ご協力のもと無事に開通いたしました。『小名浜道路』は、小名浜港をはじめとする小名浜地区と常磐自動車道を直結する、延長約8㌔の無料の自動車専用道路です。
開通により、常磐自動車道から小名浜港への所要時間が、これまでの約30分から13分へと大幅に短縮されることから、広域物流ネットワークの強化や周辺地域の産業・観光振興など、様々な効果が期待されています」
――この間、防災対策事業に注力してきましたが進捗状況についてうかがいます。
「頻発化・激甚化する自然災害から、住民の生命、暮らし、財産を守るため、今年度が最終年を迎える『防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策』事業に計画的に取り組んでおり、これまでの大雨でも一定の効果が発現されました。今年度も、治水安全度の向上を図る河道掘削や伐木、堤防強化、土砂災害防止対策のための砂防・急傾斜事業、道路の安全度を高める落石対策等に引き続き取り組んでいきます。
また、流域全体で水害を軽減させる流域治水の取り組みについても、あらゆる関係者と連携・協力しながら効率的な対策を実施し、災害に強い安全・安心な地域づくりを推進していきます」
――その他の重点事業について。
「地域の皆様が希望を持って、いきいきと暮らすことのできる未来を創り上げるため、令和5年9月の台風13号の影響で発生した線状降水帯に伴う豪雨により甚大な被害が生じた新川・宮川流域においては、地域のみなさまと十分に対話を重ねながら詳細な河川改修計画を策定し、早期の事業化を目指します。また、令和元年東日本台風等により甚大な被害を受けた夏井川・好間川の再度災害防止のための改良復旧事業を計画的に推進し、更なる治水安全度の向上を図っていきます」
























