郡山フィリピン神女性殺害 犯人"三股交際"の報い
元夫が「収まらない怒り」を告白
昨年7月に郡山市で、交際していたフィリピン人女性の首を絞めて殺した罪に問われていた同市の建設作業員の男に5月20日、求刑通り懲役15年の判決が言い渡された。妻子がありながら他に2人の女性と交際し、その1人だった被害女性と別れをめぐってトラブルになった末の犯行だった。裁判では、犯行時興奮状態だったことを理由にあいまいな答えに終始。被害女性の元夫は「全部ウソに聞こえた」と、収まらない怒りを露わにした。(文中一部敬称略)
増子参院議員突如引退の舞台裏
有力支持者死去と若手台頭で決断
7月に行われる参議院選挙に立候補を表明していた現職の増子輝彦氏(74、3期)が、今期限りで引退することを発表した。立候補を断念した主な理由について、増子氏は高齢と世代交代を挙げた。立候補を正式表明してから約1カ月。4選に強い意欲を示していた増子氏を"変心"させたものは一体何だったのか。
田村市クラスター方式の善し悪し
原発事故で割を食った旧都路村
「平成の大合併」の成否を探るシリーズ。5回目は中通りの中央に位置する田村市をリポートする。旧4町1村からなる同市は、ぶどうが一粒一粒集まって一つの房をつくるように、各町村の個性を尊重しながら新しい市をつくるクラスター型の合併方式を採用した。しかし現状は、旧5町村が一つに融合しているとは言い難く、各地の住民からは「合併しない方がよかった」という声も聞かれるほどだ。合併から17年経って後悔する人がいる背景には何があるのか。
猪苗代"廃墟ホテル"連続不審火を追う
心霊マニアが大挙、動画配信者が花火
5月5日1時5分ごろ、猪苗代町の廃墟ホテル「横向ロッジ」から出火、鉄筋4階建ての1、2階客室の一部を焼いた。猪苗代署は、建物には火の気がないため、不審火とみて出火原因を調べている。また、同日21時15分ごろにも同じ建物から出火し、一部を焼いた。過去には、動画配信者が火遊びをしていた。
黙ってはいられない汚染水放出
知事選と県民投票で「民意」を示せ
福島第一原発の敷地内に溜まり続ける汚染水を海洋放出する計画について、原子力規制委員会は5月18日、安全性に関する審査書案を承認した。海洋放出に"お墨付き"を与えた格好で、来春の放出開始に向けて、着々と手続きが進められている。県民としてこの状況を看過していいのか。
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