渡利、玉野、小綱木、長泥・蕨平 空虚な集団ADR
東電の不当性を追及する支援弁護団
ADRが正常に機能しない事態が続いている。原子力損害賠償紛争解決センターが提示した和解案を、東京電力が受諾拒否する事例が相次いでいるためだ。とりわけ、集団ADRでそうしたケースが目立っており、事態を深刻と見た複数の原発被災者支援弁護団が連名で、原子力損害賠償紛争審査会に「申入書」を提出した。
追加賠償拒否に憤る浪江町・川合精肉店主
"加害者意識ゼロ"東電回答の全容
原発事故に伴う商工業者への営業損害賠償は、平成27年に「一括賠償」が行われ、事実上、それで打ち切りとなった。その後については当初、東電では「やむを得ない特段の事情」がある場合は、「個別事情を聞き適切に支払う」としていたが、実際は「追加賠償」が支払われた事例はないに等しい。ここでは、浪江町の川合精肉店の東電との「追加賠償」交渉の経過についてリポートしたい。
小高区除染土利用「秘密裏の構想」
環境省が引きずる!?過去の失敗
環境省は南相馬市内の常磐道拡幅工事で、除染で出た土壌の再生材を使用したい意向を示しているという。それに当たり、環境省ではかなり慎重に事を進めようとしているが、住民の反発を受けている。
参院選・野党統一候補が決まらないワケ
出馬の道を断たれた岩城光英元大臣
今年夏に行われる予定の参院選。全国を見渡すと各党の公認候補予定者の顔ぶれが出揃いつつあるが、福島県は与野党とも未だに不透明な部分が多く、選挙戦の構図が固まるのはもう少し先になりそうだ。
JA会津よつば融資担当者の"失態"
合併で遠のいた組合員との距離感
JA会津よつば(会津若松市扇町35―1、長谷川一雄組合長)の組合員から「本来受けられたはずの融資が職員の"不勉強"で受けられなかった」という話が寄せられた。その後、同JAは非を認め、組合員に謝罪した。今回の問題を、組合員は「組織が巨大化し、農家に寄り添う気持ちを欠いたことが原因」と捉えている。
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