浜津はトリプルパンチから立ち直れるか
コロナと二度の地震で大打撃
3月16日に発生した福島県沖地震では震度6強を観測した相馬市、南相馬市、国見町などで大きな被害が発生したが、郡山市でも深刻な建物被害が相次いだ。中でも注目されるのは、現在休館中の「ホテルハマツ」の動向だ。新型コロナウイルスの影響で宿泊は既に2年以上休業、2021年2月に発生した地震でも建物や設備が激しく損傷した。今回の地震は宴会・飲食・婚礼がようやく再開した矢先の災難だった。地元経済界からは「郡山の応接室」の早期再開を望む声が聞かれるが、ハマツは立ち直ることができるのか。
白河老舗結婚式場で不可解な役員交代
実績ゼロ!?新経営陣「M&A」の真の狙い
白河市の結婚式場「鹿島ガーデンヴィラ」の経営者が突然変わり、市内の経済人たちを驚かせている。同式場は白河商工会議所の元会頭が代表取締役を務め、地元に長く親しまれてきたが、新経営陣は県外在住者で占められている。不可解なのは、役員交代が社外に一切知らされず、式場運営の実績も見当たらないことだ。新型コロナウイルスの影響でブライダル業界は苦境に立たされているが、実績のない会社がどうやって同式場を立て直すのか注目される。
裏磐梯グランデコ
新オーナーは中国系企業
北塩原村の「グランデコスノーリゾート」、「裏磐梯グランデコ東急ホテル」を所有する東急不動産は、両施設を譲渡する方針を決めた。譲渡先は「非公表」とされているが、本誌取材では施設所有者は中国企業の子会社、運営は同系列のグループ会社が行うとの情報を得た。新たな所有者と運営会社はどんなところなのか。
二プロファーマ鏡石工場に移転案浮上!?
従業員は「通勤圏外への移転」を懸念
ニプロファーマ鏡石工場に移転案が浮上しているという。まだ内々の話で、表沙汰にはなっていないが、地元採用の従業員らは「通勤圏外に移転されたら、働き口がなくなる」として、その動向に注目しているようだ。
原発事故関連訴訟
問われる内堀知事の姿勢(ジャーナリスト 牧内昇平)
内堀雅雄知事は国・東電の味方なのか。避難者を含めた市井の人びとを大事にするのか。一体どっちなんだ? こんな声が各方面であがっている。原発事故集団訴訟の原告たちは「賠償基準見直しに関与すべし!」と要求。避難先立ち退きの裁判を起こされた人たちは「知事が法廷で説明を!」と訴える。どう応えるのか。問われているのは内堀氏の姿勢である。
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