【古殿町】岡部光徳町長インタビュー(2025年)

【古殿町】岡部光徳町長インタビュー(2025年)

経歴

おかべ・みつのり 1959年生まれ。学校法人中央工学校卒。㈲岡部設備取締役を経て2003年4月の町長選で初当選。現在6期目。

 ――第7次振興計画では少子高齢化や人口減少を課題に挙げていますが、今後どのような対策を講じていきますか。

 「少子高齢化と人口減少は日本全体の課題であり、特効薬的な対策はありません。町としてはまず第一に、町民の皆様が安全・安心に暮らせることを実感できる施策、例えば町道などのインフラ整備、災害時の避難所や備蓄品の充実などに取り組んでいきます。
 移住定住対策では令和4年10月に販売を開始した分譲宅地『フォレストタウン上町』が15区画のうち12区画が販売済みとなりました。今後は空き家の活用も進めながら、さらなる移住定住増に努めていきます。

 交流人口拡大対策では町の地域資源を生かした地域体験プログラム『フルドノタイム』のようなイベントを今後も続けていきたいと考えています」

 ―─「古殿町デジタル田園都市国家構想総合戦略」を策定されていますが、デジタル技術はどのような分野で活用していますか。

 「学校教育の現場では既に1人1台のタブレットや電子黒板を配備しており、町はその有効活用を支援しています。今後は町民の皆様の利便性を高めるため、マイナンバーカードを利用した電子申請の推進を図っていきたいと考えています」

 ―─災害への備えとして「古殿町地域防災計画」を策定していますが、特に重要視している取り組みや今後の展望について教えてください。

 「今年度は町のハザードマップの改訂・充実を図っていきます。また、町民の皆様の防災意識を高めるため、行政区単位での自主防災組織の育成も進めていく考えです」

 ――今年度の重点事業について。

 「『道の駅ふるどの』の拡張事業では敷地造成工事と建物等の実施設計に取り組んでいます。老朽化した町営住宅の建て替えも進めており、令和8年度の完成を目指して10世帯が入居できる住宅を建設中です。

 道路改良事業では国や県の交付金などを活用して、町道越代熊倉線や町道下論田鵰巣線などの整備に取り組んでいます。

 また、町の基幹産業の一つである林業については、ふくしま森林再生事業や千年の森育成事業を活用し、手入れの行き届いていない民有林の間伐を行っています。

 交流人口拡大事業『フルドノタイム』は今年4月から7月にかけて、町民が主体となった37の体験メニューを実施しました。町内外から600人以上の方にご参加いただき、大変嬉しく思っています。来年度も継続していく考えです」

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