さわむら・かずあき 1947年生まれ。小野高校、立正大経済学部卒。96年から平田村議3期。2007年7月の村長選で初当選し、現在5期目。
――5期目が始まって2年が経ちました。率直な感想をうかがいます。
「あっという間でした。この2年間は、公共施設の老朽化が進んだので新たに建設し始めた時期に当たります。ハコモノばかり造っていると言われることもありましたが、道の駅にしても、統合後の学校にしても、正直言ってどれも不要なものは一つもありません。村長に就任して以来、とにかく施設の整備に力を入れてきました。今後は造ったものをどう生かしていくか、どう利用してもらうか、そのための施策に力を入れていきます」
――道の駅ひらたを移転する方針です。狙いとまちづくりへの影響をお聞きします。
「現在の道の駅ひらたは、その人気から道路や駐車場の渋滞が問題になっており、これらを解消する必要があります。そのような中、災害時に救援拠点になる『防災道の駅』に国土交通省から選定されました、国や県が目指す防災機能を持つ道の駅は、平時には地域活性化の起爆剤になると考えています。
道の駅の移転再整備は2030年末のオープンを目標としています。移転後の跡地については、手狭になった広域消防の庁舎として利用していただきたいと先方と話をしています。これによって、消防とひらた中央病院の連携も強化でき、相乗効果を生み出せます」
――今年度の重点事業について。
「『内部の充実』に力を入れています。子育て支援では、高校生の通学定期券代の補助を、これまでの年間6万円から9万円に増額しました。また、消防団のなり手不足を解消するため、出動手当を増額したり、備品を充実させたりするなどしています。農業に関しては、村内にある二つの団体が法人化されました。これで人手が足りず困っている農家のところに集団で対応できます」
――今後の抱負について。
「村の目標である『健康長寿の村づくり』をより進めていきます。そのために、今年4月から産業振興公社を新体制にしました。県の農業普及所の専門家や、テーマパークの運営経験がある人物をスカウトしたほか、『花好き』という条件で人材を公募し、多様なメンバーで『花咲く平田村』を打ち出しています。大分県のくじゅう花公園を視察し、春夏秋冬を通して誘客できるような花の種類を増やしていきます。道の駅に農産物を卸している農家の高齢化が進んでいるので、産業振興公社の中に生産部をつくり、販売する野菜を自分たちで作れるような体制を整えました。道の駅の移転再整備とジュピアランドとの相乗効果をさらに倍増させ、チャンスを村の活性化に最大限生かしていきます」
























