さがわ・しょういちろう 1951年11月生まれ。茨城県立大子第一高校、富士短大卒。家業の㈱佐川商店を経営。矢祭町議を経て2019年4月の町長選で初当選。現在2期目。
――2期目の任期も残り1年を切りました。これまでを振り返って。
「1期目は台風災害やコロナ対応に追われた4年間でした。2期目は関係人口・交流人口の創出に力を入れ、2025年2月に茨城県大子町と『観光振興に関する連携協定』、5月に東京都品川区、8月に同江東区とそれぞれ災害時の相互援助協定を締結しました。板橋区とは図書館連携も進めており、トップセールスでは各地のイベントに足を運び、『もったいない市場』、『もったいない図書館』をPRするなどして縁づくりを重ねてきました。
刀剣展示会には今年も約1000人の来場を見込んでいます。来年は『もったいない図書館』が開館20周年を迎えます。人口は減っても地域の豊かさで人々の幸せをつくる『賢く縮む』地域づくりが私の基本姿勢です」
――JR東館駅周辺整備事業の進捗はいかがでしょうか。
「2019年の『東館駅周辺整備構想』を基に、町の重点プロジェクトとして整備を進めています。今年度は測量と基本設計を実施し、来年度着工を目指します。中心市街地の徒歩圏内ということで、町民と観光客の動線を一体化した整備を進めていきます。町民の意見を丁寧に吸い上げ、にぎわいと福祉が両立する駅前の拠点として形にしていきます」
――役場庁舎整備計画の概要と進捗を教えてください。
「現役場庁舎と中央公民館の老朽化を受け、両機能を統合した複合施設として基本構想の策定を進めています。福祉関係の機能も併設できないか検討しており、町民が気軽に集まれる場と、行政機能、福祉サービス機能を一体で整備したい考えです。設計から完成まで約5年を要する見込みです。ここ1年は構想から実施計画への移行期間として、町民の意見を丁寧に反映させながら進めていきます」
――今年度の重点事業としてどのような事業に取り組んでいますか。
「今年度から男女共同参画計画を本格始動します。また、行政効率化として住民票や戸籍、税関係証明書のコンビニ交付を導入するほか、子育て分野では、『こども家庭センター』の設置やICTアドバイザー育成、デジタル相談にも注力します。広域連携分野では、白河地方広域市町村圏での共同処理を視野にごみ・火葬事業の連携協議を進めます。教育分野では、英語圏への海外研修や小中一貫教育の検討委員会を立ち上げ、約30年ぶりに県庁への職員研修派遣も再開します。
『すてきな未来を みんなでつくる やまつりまち』をキャッチフレーズに、賢く縮みながらも住み続けたいまちを目指します」
▼過去のインタビュー
【矢祭町】佐川正一郎町長インタビュー【2023】
【矢祭町】佐川正一郎町長インタビュー【2024】
【矢祭町】佐川正一郎町長インタビュー【2025】








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