さとう・けんいち 本宮市出身。東北大卒。福島県土木部建設産業室長、喜多方建設事務所長、技術管理課長を経て、昨年4月から現職。
道路整備、河川水害対策などを推進
――県道吉間田滝根線小戸神(おとがみ)橋の段差解消工事が完了し、改めて全線開通の運びとなりました。
「あぶくま高原道路小野インターチェンジから矢吹方面へ向かうランプ部となる小戸神橋につきましては、令和8年4月24日に供用を開始したことにより、吉間田滝根線広瀬工区の事業区間全てにおいて通行が可能となりました。
令和6年4月に吉間田滝根線のいわき市から小野町までの区間が開通し、浜通りとのアクセスが向上したことで、双葉地方の復興を支援するとともに、沿線自治体間の相互交流が進み、周辺観光施設の来客者も増加していると聞いております。
また、川内村から小野町の病院への搬送時間が約8分短縮となり、救命率の向上にも寄与しております。
今回、小戸神橋の段差解消工事が完了したことにより、小野インターチェンジから矢吹方面への乗り入れが可能となることから、交流人口の更なる拡大につながることを期待しております」
――いわき石川線石川バイパスが今夏開通予定ですが、現在の進捗について。
「いわき石川線石川バイパスにつきましては、令和8年夏頃の開通に向け、現在、バイパス本線の法面工事と舗装工事、国道118号交差点部における右折レーン設置のための改良舗装工事を実施しており、それらの工事は順調に進んでおります。
今年9月には石川町で整備が進められている道の駅がオープンする予定ですので、石川パイパスが地域の更なる活性化に寄与できるよう早期開通に向け努力してまいります」
――逢瀬川河川改修事業の進捗について。
「奥羽山脈の豊かな森林地帯を源流とし、郡山市街地を流下する逢瀬川では、昭和61年8月の台風などにより度重なる浸水被害が発生しておりますが、被害を軽減するため、河川の断面積拡幅や堤防嵩上げなどの河川改修事業を進めています。昨年度末時点では、河川改修に伴い架替工事中である郡山市若葉町地内の市道橋『咲田橋』とその前後を残して、河川改修は完了しています。令和8年度は、残る区間の河川改修を推進するとともに、咲田橋の年内開通を目指します」
――今年度の重点事業について。
「道路事業に関しては、国道288号富久山バイパスにおいて、令和4年度に富久山大橋4車線を供用しており、今年度は未供用区間の用地補償を進めてまいります。そのほか、国道294号福良バイパスにおいて、令和6年度に赤津工区の部分供用を開始し、今年度は福良工区と赤津工区間の道路改良工事を進めてまいります。
河川事業等に関しては、阿武隈川、大滝根川、谷田川、今出川、右支夏井川等における河川改修を進めるとともに、管内の河川における河道掘削、樹木伐採、堤防強化等の水災害対策、砂防施設の整備などの土砂災害対策等のハード対策に引き続き取り組んでまいります。加えて、小中学生を対象とした防災出前講座などのソフト対策も実施してまいります」
▼過去のインタビュー
【福島県中建設事務所】芳賀英幸所長インタビュー【2023】
【福島県中建設事務所】和知聡所長インタビュー【2024】
【福島県中建設事務所】佐藤研一所長インタビュー【2025】

























