おしやま・としかづ 1949年生まれ。安達高、福島大行政社会学部卒。大玉村企画財政課長、総務課長、教育長などを歴任。2013年の村長選で初当選。現在4期目。
ハード・ソフト両面から子育て支援体制を整える。
――昨年、東北道への「(仮称)大玉スマートインターチェンジ」の設置について国から新規事業化の決定を受けました。現在の状況と今後の見通しをお聞かせください。
「2025年12月に国から連結許可をいただき、2026年度から本格的に事業を開始しています。現在は国への補助金申請やNEXCO東日本との協定締結に向けた協議を進めています。
整備にあたっては、仙台・東京への高速バス直行を可能にするバスストップを組み込むことも検討しており、公共交通の利便性向上と一体的に進めていきます。できるだけ早期の完成を目指していきます」
――新年度から中学校の制服購入費について全額補助を実施しました。保護者や生徒の反応はいかがでしょうか。
「今年度の制服刷新を機に、入学時期の経済的負担を軽減しようと全額補助を決めました。中学校の入学式では、保護者の皆さんに喜んでいただけたと感じています。新制服はジャケット型で、女子はズボンとスカートから選ぶことができます。子どもたちが新しい制服に身を包んで入学式に臨む姿は大変頼もしく、これからも子育て支援の充実に取り組んでいきたいという思いを新たにしました」
――その他、これから取り組んでいきたい重点事業についてお聞かせください。
「住民交流施設を兼ねた子育て支援センターの整備が大きな柱の一つです。2026年度に造成工事と村有林の木材切り出しを行い、引き続いて建築工事を実施する予定で、2028年度中のオープンを目指しています。安達太良山の木材を生かした木造建築として、ハード・ソフト両面から子育て支援体制を整えます。また、全公共施設を対象に整備検討会を立ち上げ、廃止・修繕・建て替えのいずれが妥当かを順次検討していきます。さらに、今年度は防災訓練を実施し、村民の皆さんが楽しみながら防災を学べる場にしたいと考えています。国際交流では、友好都市ペルー・マチュピチュ村との調印10周年を記念し、大使館と連携したイベントを毎年秋に開催する予定です」
――今後の抱負をお聞かせください。
「スマートインターチェンジが注目を集めるなか、その恵みを村全体に還元していくには、村民の皆さんとの協働が欠かせません。行政の努力はもちろんのこと、村民の皆さんにも地域づくりの当事者として関わっていただけるよう呼びかけていきます。村民が『住んでよかった』と感じ、村外から見て『住んでみたい』と思える村を目指して、引き続き全力で取り組んでいきます」

























