そえた・かつゆき 1961年生まれ。岩瀬農業高校卒。1991年に㈲添田設備工業設立。2011年の村長選で初当選し、現在4期目。
未来に続く元気な村、豊かな村をつくる。
――新天栄保育所の開所など保育環境の最適化や教育環境の整備に力を入れています。
「新天栄保育所は建物が完成し、現在は外構工事や既存施設からの引っ越し準備を進めており、6月の開所を目指しています。うつ伏せ寝を感知するシステムなど安全設備を導入し、子どもたちの安全安心と保育士が安心して働ける環境づくりを進めています。建物は木造で、木のぬくもりが感じられ、子どもたちがのびのびと過ごせる空間としています。
幼・小・中の連携はこれまで通り『ふるさと教育』の名のもと、村の良さを知ってもらう取り組みを進めていきます。また、昨年度に引き続き、天栄村出身の俳優・和田聰宏さんやフリーアナウンサーの幡谷明里さんに来ていただき、講演や表現力を身につけるワークショップを開催する予定です。GIGAスクール構想については今年が学習用端末(タブレット)の更新時期にあたるため、全小中学校一斉に更新するとともに先生方の研修を進めます」
――ふくしまデスティネーションキャンペーン(DC)に伴う村独自の取り組みは。
「宿泊割引として1泊1000円の補助と、村内で使える500円のクーポンを組み合わせた宿泊パックを実施し、ふくしまDCと合わせて誘客に努めます。イベント関連では『なつの天栄2026 羽鳥湖高原ウオーク』を今年は1カ月前倒しして6月に開催するほか、大宮駅での『福島県天栄村特産品フェスタ』を5月に開催予定としており、販売と観光PRを一体で展開します」
――重点事業を教えてください。
「基幹産業の農業では、天栄米のブランド化に向け首都圏での販売プロモーションを展開するほか、国内最大級の『米・食味分析鑑定コンクール国際大会』を須賀川市・鏡石町・JA夢みなみと共同開催し、さらなるブランド力向上を図ります。インバウンド誘客ではSNSを活用して台湾向けに村の魅力を発信します。ふるさと納税では返礼品のブラッシュアップと新規開発にも取り組み、村全体の活力を生み出します。若者の移住定住の取り組みの一環として役場近くの白子地内で小規模住宅団地の分譲を進めており、半数の区画は既に契約済みです。湯本地区のオンデマンド交通の実証事業は2年目を迎え、エリアの拡大も視野に利便性向上を図ります」
――今後の抱負を。
「国際情勢の不安定化やサプライチェーンの混乱など、地域経済や村民生活に大きな影響が出ています。村民の皆様の暮らしを守り、地域経済の活性化に努め、未来に続く元気で豊かな村づくりを進めていきます」

























