とくさ・まさお 1956年11月生まれ。須賀川高卒。鏡石町総務課長、教育課長兼公民館長、税務町民課長などを歴任。2022年5月の町長選で無投票初当選。
――1期目の任期も残り半年を切りました。
「あっという間の3年半でした。この間、諸施策に無我夢中で取り組んで、振り返る余裕はなかったとあらためて思います。就任以降、新型コロナウイルス感染症対策や、阿武隈川の緊急治水プロジェクトの成田地区の遊水地整備事業、新しい浄水場の通水式、健康福祉センター『ほがらかん』のオープンに向けた建設・利活用などに取り組みました。就任時に『牧場の朝のまちづくり』として、清く美しいまちを次の世代につなぎ、誇りと魅力あるまちづくりを進めることを掲げ、職員には『スマイル・スピード・シンプル』の3Sで挑戦しようと呼びかけました。一昨年、民間のアンケートで『住み続けたい街ランキング』県内1位になった高評価をさらに磨き上げ、町のポテンシャルを高めていくことが私に課せられた使命だと考えています」
――令和10年度以降開園予定の「公私・幼保連携型認定こども園」について。
「急速な少子化の進行と核家族化により、地域の子育て力が低下している背景があります。また、就業形態の多様化によるニーズの変化もあり、本町では0歳から2歳の乳児保育の要望が非常に高まっています。そのため、令和10年度の開園を目指して認定こども園を設立することにしました。場所は機能移転により現在は使われていない老人福祉センター跡地です。今年度に基本設計、8年度に実施設計、9年度に主体工事完了の予定です」
――そのほかの重点事業について。
「令和7年度も第6次総合計画をベースにまちづくりを進めてきました。リニューアルした鳥見山陸上競技場では、オリンピック銀メダリストの朝原宣治さんを招いた陸上教室やスポーツフェスタを開催しました。印象深いのは、本町出身の増子陽太選手(学法石川)が全国高校駅伝で優勝する原動力となったことです。鏡石の競技場で練習してきた成果が表れたことは町の誇りです。また、タウンミーティングを11回開催し、子育て世代から得たヒントを政策に反映させています。小学生の英語体験研修やペット同伴避難所の新設、県内で3年連続開催される『米・食味分析鑑定コンクール』の成功に向けたプレ大会の実施などにも取り組んできました」
――今後の抱負。
「これまでの実績を最大限に生かし、町民の皆様に見通せる町政として情報を発信しながら、共にまちづくりを進めていく考えです。鏡石町を好きになる人を一人でも増やし、そのために郷土愛を育むまちづくりをこれからも進めていきます。一つひとつの仕事を積み重ね、町の魅力をさらに高めていく決意です」

























