すぎおか・まこと 1976年生まれ。日大理工学部卒。東京工業大大学院修了。2020年10月の村長選で初当選し、現在2期目。
――今年5月に村内初のドラッグストア「ハシドラッグ飯舘店」がオープンしました。
「オープン後も、店舗でお会いする方々から『このお店ができてよかった』と喜びの声をお聞かせいただきます。以前は川俣町方面まで買い物に出る方が多かったのですが、ハシドラッグができ利便性が格段に上がりました。取り扱う商品も、刺身、精肉、野菜など、スーパーマーケットと同様の品揃えです。冷凍食品もかなり充実しており、村の高齢者に配慮した品揃えもうれしい限りです」
――今年2月、およそ5年ぶりに「原発事故による帰還困難区域を抱える町村の協議会」に復帰されました。
「私としては、これは復帰ではなく、私自身が新しく加盟させていただいたと説明しています。自身の就任後、行政として信頼関係を構築しながら、共になって解決すべき課題があるという認識のもと、協議会に加盟し、一緒になって要望を行う場をいただきました」
――相馬農業高飯舘校跡地の利活用について。
「相馬農業高飯舘校は閉校ではなく、本校に統合されました。統合後、県有地の跡地を村に無償譲渡していただき、国の事業を活用した産業団地の整備を進めています」
――そのほかの今年度の重点事業について。
「今年度の重点事業は、第6次総合振興計画の将来像である『明日が待ち遠しくなるような わくわくする楽しいふるさと』の実現を目指すものです。特に生業の部分、すなわち産業分野に重点的に取り組んでいます。産業に注力する理由は、それが全てにつながるからです。ここに居住する方が増え、村が発展していくためには、生業や生きがいがあり、ここで生活したいという動機が生まれる必要があります。
大規模な事業として、産業団地整備事業のほかに、農業基盤整備促進事業、福島県営農再開支援事業を推進しています。また、村議会6月定例会で、5億円の企業立地等支援基金を創設しました。これは、新規企業のみならず村内の既存企業も利用可能な補助事業の原資であり、村全体の産業の底上げを目的としています。
全ての村政は、『村民の今を支える』視点と『村の将来への布石』の2つの視点から進めています。今を支える事業では、赤ちゃん誕生祝金や生活支援ワゴン運行事業、子育て応援支援金などがあります。子育て応援支援金は、村外の学校に通う子どもにも支給し、将来の村づくりに関心を持ってもらうための布石でもあります。さらに、将来の指針となる第7次総合振興計画の策定を現在進行形で進めており、これにも注力しています」
























