こばやし・いさお 1963年2月生まれ。国士舘大法学部卒。柳津町議員、柳津町議会副議長などを歴任。2019年6月の町長選で初当選。現在2期目。
――2025年度「私が創る柳津町ミライプロジェクト」の狙いと採択事業について。
「町民や企業から優れた施策を募り、行政課題の解決や町政への町民参加を促す目的で3件を採択しました。一つは『旅人が教えてくれたディープな柳津を学ぶワークショップ開催事業』で、歴史資料を整理・編纂し、町民自ら魅力を発信できる環境を整え、関係人口の創出につなげます。二つは『レンズ越しに暮らしを看て、柳津町をリハビリテーションする展示会事業』で、日常風景や住民の人生観を取材・展示し、暮らしの知恵や文化の継承、地域の誇りとアイデンティティーの再確認を目指します。三つは『獅子落馬頭観音像継承・活用事業』で、江戸期の摩崖仏を歴史的資源として再評価し、観光資源化と地域コミュニティーの維持につなげます」
――第3期柳津町こども・子育て支援事業計画を策定し、今年度から取り組んでいます。
「2029年度までを計画期間とし、安心して妊娠・出産・子育てができる環境の整備を進めています。従来の事業に加え、妊婦等包括相談支援、乳児等通園支援(こども誰でも通園制度)、産後ケアなどを実施します。さらに26年度からは、母子保健分野の子育て世代包括支援センターと、福祉分野の子ども家庭総合支援拠点を統合した『こども家庭センター』を開設し、支援体制を強化します」
――インフレ・物価高対策について。
「年金生活者の負担増を重く受け止め、国の臨時交付金を活用して、商工会発行の『プレミアム付き商品券』にプレミアム率20%分と換金手数料2%分を補助し、住民生活支援と地域経済の活性化を図っています。また、『子育て世帯臨時支援給付金』として、0~18歳の児童1人につき1万円を支給します」
――その他の重点事業について。
「①『奥会津伝統保存食文化継承利活用事業』では、失われつつある伝統食を『つくる・伝える・味わう』機会をつくり、文化の継承と観光への展開を図ります。②『文化財保存活用推進事業』では、町内の文化財を調査・整理し地域計画を策定して、地域資源として次世代に継承するための土台をつくります。③『ふるさと再生事業』では、補助金や外部専門家のアドバイスを受け、新たな商品開発を進め、町内産業の収入アップと担い手の確保につなげます。④『景観計画策定事業』では、歴史的風致維持向上計画を基に、景観計画を策定していきます。⑤『町営バス再編実証プロジェクト事業』では、バスの利便性向上と安定運営のため、11月4日から来年1月17日まで支所地区で町民バス予約制の実証実験を行います」
























