本誌に寄せられた情報のうち、記事化できなかったものをまとめて掲載する。匿名情報など、信憑性が薄い不確定情報は固有名詞などを伏せ、要約・リライトしている。
震災復興の欺瞞を憂う
投書=1月13日付
毎年3・11が近づくたび、行政や大手メディアが繰り返す「復興」という名の美談や、実態の伴わないハコモノ予算の狂騒に、強い違和感と危機感を抱いてきました。
今回、現場のリアリティーを無視して突き進む「エフレイ」や「自治体存続の矛盾」、そして誰もが不可能と知りつつ口にしない「汚染土の県外搬出」という嘘について、一石を投じるべく私の考えをまとめました。
1、「幽霊自治体」をいつまで続けるつもり?
震災から15年近く経って、住民が数百人しかいない町に、立派な役場と大勢の職員がいる。一体、何なんですか、これは。職員だってその町に住まずに、いわきや郡山から通っているじゃないですか。自分たちも住まないような場所の「未来」なんて、描けるはずがありません。何千億円もの税金を使ってハコモノを建てるのはもうやめにすべき。被災地の自治体を一つにまとめ、現実に合わせたサイズに作り直すべきです。
2、「中間貯蔵」はどう見たって「最終処分場」でしょ?
「2045年までに県外へ持っていく」なんて、嘘っぱちです。受け入れる自治体なんて、どこにもあるわけがない。政治家も内堀雅雄知事も、できないと分かっていることを「やる」と言い続ける。「ここは最終処分場だ」と認めて、運ぶために使っている巨額の金を、もっと大事なこと……例えば子どもたちの教育や、地元企業の支援に回すべきです。
3、「エフレイ」はゼネコンを太らせるだけ
政府が鳴り物入りで進めている「エフレイ」(浪江町)にしても、結局はゼネコンや建設業が丸儲けするだけの「ハコモノ優先」に見えて仕方ありません。人がいない、生活が不便、雇用もままならない場所に、豪華な研究所だけ造ってどうするんですか。国のメンツのために、将来「廃墟」になることが目に見えている施設を造るのは、もはや犯罪的です。
4、子どもたちに「暗雲」を残すな
内堀知事も地元紙(福島民報、福島民友)も、きれいごとばかり言わずに、もっと現実を見てほしい。このまま嘘を突き通して、補助金をじゃぶじゃぶ投入した結果、国が潰れたら、ツケを払わされるのはいまの子どもたちなんですよ。3・11を「年中行事」にせず、今年こそは「本当の危機感」を持って、抜本的に考えを改めるべきだと切に思います。
坂下新庁舎に疑問の声
投書=2月16日付
会津坂下町の役場新庁舎は現在地に建つはずだったが、旧坂下厚生病院跡地に建つ方針が決まり、その方針を打ち出した古川庄平町長は昨年6月の町長選で再選を果たした。
資材費高騰につき数十億円規模の予算がかかるらしい。少子高齢化が進み、見渡せば空き家、高齢者だけ。こうした状況では借金を少なくするべきなのに、なぜ新たに土地を取得し、立派な新庁舎を造ろうと考えるのか。誰も止められないのが残念でならない。
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