いざわ・しろう 1958年生まれ。双葉高、麻布獣医科大(現麻布大)獣医学部卒。獣医師を経て2003年から双葉町議を4期務め、2013年の町長選で初当選。現在4期目。
――昨年11月、特定帰還居住区域の下長塚・三字・羽鳥行政区の一部で立入規制が緩和されました。
「3行政区で進捗が異なりますが、今年度中の避難指示解除は十分に可能性があると見ています。除染・解体・インフラ整備が進んだ地区から順次解除に至ると考えています」
――JR双葉駅西側に整備予定の賃貸住宅の状況と、帰還状況について。
「100戸の賃貸住宅は、駅西地区の災害公営住宅・再生賃貸住宅の西側に整備し、プロポーザルの結果、大和ハウス工業㈱が整備し数年内の竣工を見込んでおります。6月に開業した大和ライフネクスト㈱のホテルでは39室の従業員寮と39室の一般賃貸を整備しており、も大和ハウス工業が整備し、70室の半分が社員寮、半分が一般賃貸でほぼ満室となっていますです。町独自の民間賃貸住宅補助制度も波及してきも大和ハウス工業が整備し、70室の半分が社員寮、半分が一般賃貸でですましたており、。居住人口はなかなか200人を超えられずにいましたが、企業の社員寮兼と賃貸住宅ができたおかげで、6月1日時点で257人まで増えました」
――5月に県復興祈念公園が開園し、福島復興浜通りセンターが本格稼働、6月にはホテルが開業し、復興の動きが加速しています。
「最大のメリットはホテルと祈念公園の整備により交流人口が加速度的に増える可能性があることです。新ホテルはリトリート型(※)でインバウンドも視野に入れており、追跡調査でも評判は良好です。ホテルを起点に祈念公園、東日本大震災・原子力災害伝承館、産業団地の誘致企業を回遊する流れができ、被災地の現状と原子力災害の風化を防ぐ場として確かな手応えを感じています」
※ 日常の喧騒を離れて心と体をリセットすること
――本年度の重点事業は。
「複合的福祉施設の整備と居住人口拡大住宅ストックの確保が大きな柱です。福島第一原発の廃炉作業は今後何十年も続きます。いわき市から1時間前後かけて通う作業員や関係企業の方々に、本町をはじめとした近隣町への居住を提案していくことが住民増の鍵になります」
――国・県への要望は。
「先行して避難指示が解除された地域はハード整備が進みましたが、帰還困難区域を抱える地域では国庫予算の継続投入が不可欠です。第3期復興・創生期間が2030年で終わった後も予算的・時間的な支援が必要で、町村会としても強く要望し続けていきます」
――今後の抱負を。
「双葉町の避難住民は今も全国334333都道府県、300以上の自治体にお世話になっています。町域の避難指示解除は15%で、85%は依然として帰還困難区域です。避難中の住民へのフォロー支援と帰還環境の整備に、町として全力で取り組んでまいります」






_押山利一・大玉村長_eyecatch-185x130.jpg)

_藤原一二川俣町長20260310_112356_eyecatch-185x130.jpg)
















