6月30日、福島市曽根田町の大型商業施設「MAXふくしま」1、2階に、ディスカウントストア「MEGAドン・キホーテMAXふくしま店」がオープンした。初日は開店前から約300人が列を作り、朝9時の開店とともに店内に入っていった。
同施設の1、2階を運営しているダイユーエイト(福島市)が中心市街地への出店や若者の集客を得意とする店舗「ドン・キホーテ」の運営会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(=PPIH、東京都)と業務協力。ダイユーエイトがPPIHに1、2階の一部を貸し出す。
売り場面積は約4500平方㍍。取り扱いアイテム数は約6万点。ファミリー層の利用を考慮して、1階では帰宅途中の〝即食需要〟に応える刺身や手ごろな価格の総菜、コスパがいいメガ盛り・ギガ盛り商品を充実。生鮮食品コーナーでは地元産の食材を多くそろえている。
2階にはファッションや電化製品に加え、中心市街地に立地する学校の生徒・学生が多く来店することを想定して、コスメやカラーコンタクトレンズ、キャラクターグッズなどのトレンド品の取り扱いを強化した。県内ドン・キホーテ初のメンズコスメコーナーを設けたほか、福島市を拠点に活動する地域創生Vtuber「せんのいのり」グッズやご当地キャラクター「ももりん」、「キビタン」コラボTシャツも販売する。
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営業時間は朝9時から深夜0時まで。若い世代を中心とした夜間の利用ニーズにも応えそうだ。
同社は今回の出店の狙いを「地域住民は福島駅周辺・中心街の魅力アップへの期待値が大きい。そこで当社が得意とするアミューズメント性やトレンド性、時間消費型の店舗づくりを実現することで福島市の顧客の期待に応えることができると考え、このたび、MAXふくしま店の出店に至りました」と説明している。
当日の来店客からは「とにかく安い。1回帰ってからまた買い物に来るつもり」、「自転車で来られる距離なので頻繁に利用したい」、「ロピアにない日用品も売っているから、そのときに必要なものによって買い回りしたい」といった声が聞かれた。
同市の中心市街地に関しては、JR福島駅東口の再開発事業が、建築費の高騰などにより計画が大幅に遅延。2030年度の開業を目指す方針となり、現在は更地となっている。昨年5月には福島駅西口のイトーヨーカドー福島店が閉店し、跡地利用はいまも決まっていないなど、空洞化が深刻になっている。
一方で、今春には福島駅西口構内の商業施設「パワーシティPIVOT(ピボット)」が改装オープンし、食品スーパー・ロピアをはじめ、県内初出店の飲食店などが多数開店して、にぎわいをもたらした。「メガドンキ」のオープンにより相乗効果が期待されている。
駐車場や周辺道路の混雑という課題はあるものの、若い世代やファミリー層の集客力は抜群だ。今秋には「イオンモール伊達」(伊達市)の開業を控えており、同市の中心市街地への影響が懸念される。それまでにいかにリピーター客を獲得できるかが今後の焦点となりそうだ。

























