みやかわ・まさお 1959年生まれ。棚倉町出身。駒澤大経営学部卒。棚倉町議3期、県議3期を経て、2024年8月の町長選で無投票初当選を果たす。現在1期目。
――初当選から1年2カ月が経過しました。
「正直、仕事量の多さと責任の重さに驚いています。県議時代とはまた違う忙しさを感じていますが、その中でも最終決定権を持つ立場としてのやりがいを強く感じています。職員の協力もあり、公約や政策の一部はすでに実現しており、それが大きな喜びです」
――選挙公約の柱であった「広域的な就業環境の充実」と「JR棚倉駅周辺の賑わい創出」の進捗状況について。
「白河市を中心とした県南9市町村による産業振興組織に参画し、広域連携を図っています。町内でも『産業振興懇談会』を立ち上げ、誘致企業や商工会、農林関係団体を横断的に接続し、意見交換や講習会を継続しています。民間企業へ労働条件の最適化を要請・支援しながら、進学・就職のタイミングで町外に転出した人材の引き留めや呼び戻しにつながる環境整備を根付かせたいと思います。また、近隣都市への通勤を前提とした定住促進の補助金も活用し、『人口減少の抑制』という最上位目標の実現に注力する考えです。
駅周辺については、老朽化した駅舎内のトイレをJRと改修に向けて協議していきます。併せて図書館や若者に人気の店舗と連携し、回遊導線を結ぶ駅前整備を進めていきたいと考えています。また、JRバス関東跡地の取得・有効利用を議論し、『行けば誰かが活動している交流の拠点』整備を検討します」
――棚倉城築城400年を迎え、さまざまな記念イベントが開催されました。
「10月25日に行われた大名行列など、参加型のイベントを開催しました。子どもたちの心の拠り所として郷土愛とレガシーを残し、将来のUターン動機の醸成を図りたいという思いからです。 棚倉城跡については、二の丸石垣崩落部の修復やお濠の清掃活動などを通じて、文化財保全と学習機会を両立させます。また、棚倉城跡に観光拠点施設を新設し、馬場都々古別神社、赤館城跡と合わせて三位一体の周遊ネットワークを構築させながら町内の滞在時間を延長させることで、ルネサンス棚倉への宿泊につなげたいと考えます」
――その他の重点事業について。
「ルネサンス棚倉は昨年度も収支改善が未達のため、棚倉町スポーツコミッションを新設し、国の補助金を活用して今後3年間で黒字化を目指します。そのほか、2032年度頃を目標とする小学校の統合・新設等を検討する棚倉町立学校統合準備委員会の設置、地元企業との連携強化と相互の積極的な情報発信など、すべての施策は『人口減少の抑制』に集約されるという認識のもと、第7次振興計画に基づき着実に推進していきます」

























