自治労楢葉町職員労働組合の特別調査チームが実施したハラスメント調査の結果が公表され、回答した役場職員の約4割が「ハラスメントを受けたことがある」と答えていたことが分かった。
福島テレビの報道によると、同チームはハラスメントの実態把握のため、2026年1月から調査を実施した。いわき市の記者クラブ加盟社に調査結果が示されたとのことだが、なぜか調査回答者向けに配布された結果概要が本誌編集部にも匿名で送付されてきた。中身は報道されている内容と一致しているようなので、この場で紹介したい。
調査対象者は171人で、実際に回答したのは117人(68%)。そのうち、「自身がハラスメントを受けたことがある」のは48人(41%)、「自身以外のハラスメントを見聞きしたことがある」のは40人(34%)という結果だった。
具体的な内容は以下の通り(記号は伏せ字)。
▽「お前より飼い犬の方が賢いから心配するな」と言われた。
▽本来支給されるべき通勤手当が数年間にわたりカットされた。
▽あいさつを無視され続けた。
▽楢葉に住まなければ昇給昇格をさせないと脅され、不本意な引っ越しをさせられた。
▽□□から公益通報者だと決めつけられ、報復として事実無根の虚偽話を拡散され、仲間外し行為が行われていたと複数名から聞いた。
▽町内指名業者から「△△からすべて任されている」と権力を誇示し、「自社が有利になるよう言うことを聞け」などと恫喝を受けた。
▽元××が外郭団体で複数人の女性職員の体を触るなどのハラスメント行為を行っていた。
▽「◇◇庁」への派遣で赴任した際、採用1、2年目の職員から日常的に嫌がらせを受け、上司に相談したが、隙を見ては繰り返すなど陰湿で残念だった。
同チームによると、看過できないハラスメント事象や非違行為が疑われる事案などの記載が129件あったというから驚きだ。同チームでは、今後も調査を継続し、弁護士や専門家などの意見を踏まえ、必要な対策を講じていく方針を示している。
もちろん、個々の申告内容については事実関係の確認が必要だが、これだけの声が上がった事実は軽視できない。正式な調査結果が入手できたらあらためて紹介したい。





















に向けて掲げられたプラカード。過激な言葉が並んだ=2025年10月19日、仙台市青葉区河北新報提供-002_eyecatch-520x305.jpg)



