郡山市日和田町に来春オープン予定のイオンモール郡山。開業まで1年を切り、市民の関心が高まりつつあると思いきや、聞こえてくるのは周辺道路の渋滞への不安の声だ。
トライアル渋滞の再来恐れる市民

郡山市日和田町にはもともと日和田町商工会の主導で開設された「ショッピングモールフェスタ」があったが、建物の老朽化や地震で被災したことにより、2023年8月末に一旦閉店。同地に施設を建て替え、来春、「イオンモール郡山」として新たにオープンすることになった。鉄骨造地上3階建て(一部4階建て)で、敷地面積約16万平方㍍、総賃貸面積約7万平方㍍、駐車台数約3600台。イオンモールとしては東北でも上位の規模となり、県中地区の商業地図を塗り替える存在として注目されている。
もっとも、市民に話を聞くと、新しい商業施設への期待感よりも先に渋滞の心配をする人が少なくない。というのも、建設予定地は国道4号バイパスに面し、東は国道288号、西は国道49号を経由しての集客が期待されている。その一方で、アクセス道路となる市道はそれほど広くないため、国道4号バイパスから市道に合流する箇所や、交差点から施設に向かう箇所で大渋滞が発生するのではないか、と心配されているのだ。
国道288号八山田交差点、国道4号日和田荒池下交差点など、周辺の国道に混雑が波及することも考えられる。
イオンモール郡山を運営する㈱日和田ショッピングモールでは「交通渋滞対策について現時点では公表していない」(担当者)とコメントしたが、市によると、連携して関係法令に基づき交通需要予測や交通流動の分析、周辺交通への影響について検討しており、市、県、国でも交通の円滑化に向けて協議しているという。
市では、すき家4号郡山日和田店前からイオンモールをつなぐ「都市計画道路日和田喜久田線」の約300㍍区間の4車線化を進めているほか、周辺道路も整備している。
イオンモール郡山では、周辺道路の歩道を整備しているほか、車両を適切に誘導するため、敷地内に案内標識を設置する方針だ。
とはいえ、これらの対策の効果は未知数。市北部エリアでは、2022年8月、国道288号沿いにメガセンタートライアル郡山八山田店がオープンした際、しばらく渋滞が続き、現在も週末になると混みあっている。また、ただでさえ市内では平日の朝夕、各所で渋滞が発生しており、通り抜けるのに時間がかかることが多い。そうした郡山市ならではの事情もあって、ことさら渋滞を懸念する声が多いのだろう。
イオンモール郡山がオープンした結果、周辺住民の生活に影響を及ぼすほどの渋滞が発生し、「あの施設はいつも混んでいるから買い物に行きたくない」と敬遠されるリスクはゼロではない。そういう意味では、イオンモール郡山、市、県、国が連携し、渋滞をどこまで抑えられるかが同施設の成否を左右しそうだ。





















に向けて掲げられたプラカード。過激な言葉が並んだ=2025年10月19日、仙台市青葉区河北新報提供-002_eyecatch-520x305.jpg)



